投資競馬 お役立ちデータ

競馬を投資とするにあたり、役立つデータを 公開します。

 

☆ 単勝人気オッズ

 

(1) 単勝15人気の勝率は、何十年も、ほぼ変わらない

 

投資競馬が成り立つのは、このデータがあってこそ、です。

馬券の正式名称は 「勝馬投票券」

つまり、「どの馬が勝つか? お金を賭けて投票する」というわけです。

 

(2) 単勝13人気の連対率 約70%

  単勝 15人気となれば、連対率は、ほぼ9割になる。

 (※ 連対率)


 万馬券といえども、1着、2着とも、

6番人気以下の人気薄での決着は、案外少ないものです。

 高配当の馬券も、たいてい 1着は、15人気の馬で、

2着に、人気薄が来て、というパターンが多いのです。

 まれに、1着が人気薄のこともありますが、この時は、

単勝も、かなりの高配当になります。

 

(3)  その馬に、ピンと来たら、高配当??


 このデータを知っておくと・・・・・

もしアナタが、「どうしても気になる、買っておきたい馬がいる」

という場合、仮にその馬を、Xとしましょう。

X馬の人気は、きっと 6番人気以下の、人気薄でしょう。

 

こういうときは、Xの単勝、複勝と、

Xから 15人気の馬連5点、合計 7点購入 

という作戦が、購入点数を抑えて、的中率を上げるコツです。

あなたの気になる人気薄 X馬に連対する もう1頭の馬は、

おそらく 1~5人気の、人気どころのハズです。


 連対率と、万馬券のデータを知っていれば、これが的中の近道になるのです。

 もちろん、X馬が 2着にも来なければ、馬券が紙切れと化してしまうのは、言うまでもありません。

 

 

☆ 競馬に仕組まれているもの

よく 「出来レースというのがあって、その筋の情報を持っている人を 勝たせるレースになる」

と言われます。

  競馬は、特定の人々を、儲けさせるよう、シナリオができている・・・・

そんな オカルト的なことも、よく聞くでしょう。

 しかし、統計的なデータで見る限り、目だった作意は、あまり無いと思います。(目立たないところでは あるのかもしれませんが、投資競馬では、さほど問題にしません。)

 

 「あまり無い」と言ったのは・・・・・

 

私自身が、2つ、気になっていることがあります。

 

(1) 枠連において、1ヶ月、1年という期間で見れば、

18枠が、ほぼ統計学的に自然に 連対していること

 

 当然、一定ではなく、7,8枠が一番、連対する回数は多い。

その分、1,2枠は、連対する回数が減ります。

 これは、当たり前な理屈ですね。


 出走頭数が増えると、8枠から、枠内の頭数が増えます。

出走頭数が 14頭以上にならないと、1,2枠に2頭ずつにはなりませんし、常に 1,2枠に、人気のある馬が入るわけでもないのです。

 (人気の馬は、データ的にも、勝つ確率は高いので、1,2枠に 人気の馬が入れば、連対する確率が上がるのは、確かでしょう。)

 

にも関わらず、たまに 1日通して、連対しないことはありますが、

いつもいつも「1枠が連対しない」とか、「8枠が連対しない」ということは、無いのです。

 

 私が 「単なる抽選で 枠順が決まる、と思えない」と考えるのは、

この点なのです。

 

(2) ハンデ戦

 

ハンデ・キャッパーと呼ばれる人が、それぞれの馬の負担重量を変えて行うレースが、ハンデ戦です。

 

 ハンデ戦は、「ゴール前で 横一線に並ぶような、白熱のレースにして、盛り上げる」のが、目的の1つだそうです。

となれば、この斤量を決める行為自体が、

馬の能力がわかる=勝つ馬を予想している?

という疑いを、持たれそうな気がします。

 

ハンデキャッパーが、馬券を買えたら、圧倒的に的中するのでしょうね。

もちろん、競馬関係者は、馬券を購入できないことになっていますが。

 

そして、ハンデ戦の結果を見ていると、一定の傾向に気付くでしょう。


① 斤量が 58.5kg, 57.5 kg というように、

0.5kg 単位の斤量を背負う馬が 出走していることが多い。

 

② 57.5kg, 58,5kg の馬は、連対率が良く、

56.5kg,55.5kg,50kg以下の連対率は悪い、

49kg以下は、連帯すること自体が めったにない。

(無いわけではないが、年に数回あるかどうか?

軽いのに、逃げ切れないことが多々あるのは、やはり 

それを見越して、斤量が軽くなっている、としか、思えない)

 

③ そして、不思議なくらい、58.5kg, 57.5kg といった、

「テンゴ(0.5kgという単位の斤量)の馬同士の1,2着が、めったにない!」 

 

④ ハンデ戦の平均配当は、定量戦、別定戦の平均配当の、ほぼ2倍。

 つまり、ハンデ戦は、高配当を狙うなら、参加する価値がある。

 

⑤  おそらく、ハンデ戦こそ、リーディング上位でない、ふだんあまりパッとしないジョッキーが、活躍する機会なのかもしれない。

 G1級のレースでは、心もとないジョッキーでも、

ハンデ戦は、狙い目かも。


 これらを知っておくだけで、けっこう買い目を絞って、

高配当を狙う作戦が、立てられるでしょう。

 

 

注※ 連対率 とは

 

近年、3着までも馬券対象にする馬券種が発売されるようになりましたが、競馬は長らく、1着、2着の組み合わせを当てるのが、主でした。

1着、または 2着に来ることを、「連対する」と言い、

連対する確率を統計的に計算したものを、「連対率」と呼びます。

 

雑学的 競馬

競馬を 投資として 馬券を機械的に購入していても、

元々、競馬ファンだった方は たまには気になる馬がいる、

というのは、自然でしょう。

 

 私にも、以下のような 「印象的な馬」があります。

 

☆ 馬カ(まか)不思議な馬 列伝

 

(1) 斤量が重い方が、成績が良い馬

   ① ステイゴールド  

 430kg台と、古馬の牡馬にしては軽量な馬なのに、58kgの斤量の G1 だと、2着好走

 

 ② ビコーペガサス  

 こちらも 古馬の牡馬で 430kg台の軽量だが、グレードレース(G1,G2,G3)で 57kg,58kgで好走

 

 (2) なぜか、同じレースで 好走する馬 

 

 ① ヤマニンフォックス   愛知杯 3年連続2着

        しかも、人気が落ちているので、高配当

 

 ② ナイスネイチャ   有馬記念 3年連続3着